瀬戸内かみじまトリップ
瀬戸内かみじまアートプロジェクト2019 防波堤ペインティングコンペティション
最終審査員選考 結果発表

はじめに
上島町(かみじまちょう)は愛媛県と広島県の県境にある25の離島が集まってできた町です。
しまなみ海道からのアクセスは良く、全航路あわせると一日180便以上の船が行き来していますが、島ならではの景観、文化、風習が今なお受け継がれており、そんな島の「美しさ」「豊かさ」を知っていただきたく、観光や情報発信事業に力を入れております。
本プロジェクトは、島の美しさや豊かさに寄り添う“アート”を町に創ることを目的とし、島を囲む防波堤をキャンバスとした「防波堤ペインティングコンペティション」を実施します。
訪れる観光客や地域の人たちに長く愛される場所を一緒に創りましょう!

募集について
島の美しい景色と交響し、思わず写真に撮って誰かに伝えたくなるような防波堤ペインティングを全国の若手アーティストから広く募集します。

応募資格

  • 国内在住の18〜39歳の若手アーティストの方。プロ・アマチュア・国籍は問いません。
    但し、アーティストの方で45歳未満かつ経験年数が5年以内の方は、若手アーティストとみなし、年齢範囲外でも応募を受付けます。
  • 選出された場合、一定期間上島町に滞在し実際に責任を持って壁面制作できる方。(防波堤キャンバス : 高さ約1m、幅約10m、総面積約10㎡)

応募期間・スケジュール

作品応募期間  :
2019年 7月30日(火)〜 9月27日(金)
一次書類選考  :
10月初旬
最終審査員選考 :
10月中旬
最終結果発表  :
10月下旬 公式ホームページにて発表
現地滞在制作  :
11月中(詳細は要相談)
制作期間    :
最大約10日間

応募方法
応募に必要な書類①、②をこちらからダウンロードしてください。
書類をフォルダにまとめ、zipファイルに圧縮し「応募者氏名(アルファベット)+.zip」とし、メールもしくはgigaファイル等のアップロードサービスを利用して、事務局まで送ってください。複数応募の場合は、ファイル名の氏名の後ろに番号を付け加えて送ってください。

① 応募用紙(wordファイルpdfファイル
② 作品デザイン画用テンプレート( pdfファイル

  • CMYKのpdfファイルまたは解像度300dpi程度のjpgファイルとする。
  • サイズはA3相当
  • ファイル名を「応募者氏名(アルファベット)+.pdfまたは.jpg」とする。
  • 手描きの場合は、テンプレートを出力し、直接描いたものをスキャンして送ってください。

応募先:art.kamijima@gmail.com
お問い合わせ:瀬戸内かみじまアートプロジェクト事務局

〒794-2506 愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1037-2 せとうち交流館内
TEL 0897-72-9277(上島町観光協会)、0897-77-2252(上島町産業振興課)

賞
賞作品は3点とします。受賞者には賞金10万円を進呈し、現地制作のための旅費・滞在費を支給いたします。また制作に必要な材料費(塗料、ハケなど)も事務局で負担いたします。

注意事項

  • 未発表・オリジナル作品のみとします
  • 受賞作品の著作権は上島町に帰属します。
  • 安全上の理由とペインティング実施場所の性質上、長期間の施工が難しいため、指定期間内(約10日程度)で制作可能なものに限ります。
  • 壁面の状態やペンキの特質上、グラデーションやぼかし等の表現など複雑な描写が再現できない場合があります。
  • 防波堤自体に手を加えるような加工はできません。平面のペインティング作品に限ります。
  • 受賞された3名の方には現地に滞在し制作を実施していただきます。日程は受賞者と相談のうえ、11月中の最大10日間を制作期間とします。
  • 制作カ所は、最終審査員選考にて決定いたします。
  • 受賞者の作品、氏名、PR等は上島町の広報物、観光ホームページ、公式Facebookページやインスタグラムにて、公表させていただきます。
  • 公共空間であるため、猥褻(わいせつ)な表現及びグロテスクな表現は審査から除外するものとします。
  • 個人での現地下見の際は、事務局までご連絡ください。

実施場所


弓削島 久司浦地区
弓削島の北端に位置し、防波堤からは因島、向島、遠く福山市などスケールが大きく美しいランドスケープが広がっています。近くに神社があり、交通量も少なくとても静かなところです。» Googleマップで見る


弓削島 久司浦地区

生名島 波間田地区
生名島の北側に位置し、波間田キャンプ場に隣接しています。防波堤からは平内島や岩城島、因島が見え、目の前をフェリーが行き来する瀬戸内らしい風景です。» Googleマップで見る


生名島 波間田地区

岩城島 西部地区
岩城島の西側に位置し、小さな海水浴場に隣接しています。防波堤からは生口島が雄大に見え、しまなみ海道一美しいと言われる多々羅大橋も望むことができます。» Googleマップで見る


岩城島 西部地区

防波堤キャンバス
防波堤(高さ約1m、幅約10m、面積約10㎡)付近の清掃やペイント面の洗浄処理はしますが、場所によっては凹凸が目立つところもあります。

  • 防波堤キャンバス
  • 防波堤キャンバス

審査員

  • 森本千絵(もりもと ちえ)
  • goen°主宰 森本千絵(もりもと ちえ) コミュニケーションディレクター、アートディレクター、武蔵野美術大学客員教授

1999年武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。’06年史上最年少でADC会員となる。’07年「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」をモットーに、株式会社goen°を設立。NHK大河ドラマ「江」、朝の連続テレビ小説「てっぱん」のタイトルワーク、「半分、青い。」のポスターデザインをはじめ、Canon、KIRINなどの企業広告、松任谷由実、Mr.Childrenのアートワーク、映画や舞台の美術、動物園や保育園の空間ディレクションなど活動は多岐に渡る。11年サントリー「歌のリレー」でADCグランプリ初受賞。N.Y.ADC賞、ONE SHOWゴールド、アジア太平洋広告祭ゴールド、SPACESHOWER MVA 、50th ACC CM FESTIVAL ベストアートディレクション賞、ADFESTヤングコンペ日本代表、伊丹十三賞、日本建築学会賞、第4回東奥文化選奨、日経ウーマンオブザイヤー2012など多数受賞。二子玉川ライズクリスマス2018「Merry Tick Tock」プロデュース、キネコ国際映画祭アーティスティック・ディレクター兼、審査委員長を務める。

  • 桜田知文(さくらだ ともふみ)
  • 尾道市立大学 芸術文化学部美術学科 デザインコース教授 桜田知文(さくらだ ともふみ) 東京藝術大学大学院 修士課程 工芸専攻修了

日本現代工芸美術展、日展を中心に作品を発表。1995年日本現代工芸美術展にて現代工芸大賞受賞。その他6回受賞。2012年日展にて特選受賞。尾道市立大学教授の他、日展会友、現代工芸美術家協会本会員、現代工芸美術家協会中国会常任委員、日本鋳金家協会地区委員。

  • 上岡千恵(うえおか ちさと)
  • 三浦工業株式会社 ミウラート・ヴィレッジ 学芸員 上岡千恵(うえおか ちさと) 愛媛大学教育学部造形芸術コース(デザイン専攻)卒業

愛媛県久万高原町出身。2015年、三浦工業株式会社入社、現職へ配属。えひめ工芸作家展やUp And Coming展など、主に郷土の芸術を盛り上げる展覧会を企画担当している。

  • 八木誠一(やぎ せいいち)
  • 愛媛県美術館 学芸課長 八木誠一(やぎ せいいち) 愛媛大学大学院教育学研究科修了

昭和63年4月から愛媛県内公立中学校教員(美術)、教頭を経て、平成27年4月、県美術館勤務。平成30年4月から現職。松山市出身。

募集ポスター、チラシ
B2ポスター(pdf)
B2ポスター
A4チラシ(pdf)
A4チラシ





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