今回、「陶房土土(とうぼうどど)」で土ひねり体験をして来ました!
場所は、弓削港から海沿いを歩いて5分ほどの、少し奥まったところ。隠れ家風。
目印はこの看板。
中に入ると、作品がずらりと並んでいました。
ここで工房を営む古川さんの作品で、どれも魅力的なものばかり。
私もこういうものが作れたらいいなー!と、今から始まる体験に期待が膨らみます。
古川さんに作りたいもののイメージを伝え、土を準備して頂いたところから作業がスタート。
ちなみに、土の重さや焼き方によって体験料が変わります。
目安は、粘土0.6kgで灯油窯2,500円~、薪窯3,500円~。
0.6kgで飯碗、コーヒーカップ1個程度が作れますよ。
古川さんが教えてくださった基本の手順を頭にたたき込み、さっそく土をいじり始めます。
曰く、土を台形状にしてから中央にくぼみを入れ、器のベースを作っていくとのこと。
その後は自分でろくろを回しながら、丁寧に少しづつ手を加え、完成形に近づけていきます。
お手本を見た後、我々も土ひねり。
性格が出そうな作業ですね。
これでいいんだっけ?っと多少わちゃわちゃしながらも、皆、各々の作品作りに夢中に。
凝り始めるときりがなく、ずっと土に触れ続けてしまう…心なしか気持ちも落ち着くような。
時間を忘れてしまいそうな感覚で没頭できます。
今回、一緒に体験した他のメンバーはカフェオレボウルやカレー皿を作っていました。
私は何を作ったかというと…
ご覧の通り、マグカップと小皿です。(取っ手は古川さんに後ほど付けてもらいました)どうでしょう、なかなか良いのでは!?焼き上がりが楽しみです。
重心が低めのマグをイメージして作ったのですが、厚さを均一にすることがなかなか難しい…
作る人の器用さが表れますね!笑
土のサイズは、自分が作りたいものに合わせて自由に選べるので、大皿だって作れちゃいます!
さらに、器には自分のサインを入れることもできますよ~
古川さんによる手厚いご指導のもと、無事に焼き上がり前の完成です。
通常の体験はここで終了となりますが、今回は特別に、登り窯で窯炊きをする様子を見学させてもらいました。
年に2回(夏と冬)しかない窯炊き作業。とても貴重な瞬間です。
こちらが古川さんの自家製窯。なんとも大迫力。そもそも手造りできるものなんだと驚きでした。
窯の中の温度を1000°以上に保ちながら、2日間焼き続けるそうです。
夜にお邪魔したのですが、冬の寒さが感じられないほどの熱気!
そんな中で、温度管理と炭入れ作業でせっせと作業する古川さん。
中腰で炭を窯の中に追加したり、薪を入れるために動き回ったり、見るからに大変そうでした。
これだけの手間暇をかけて魅力的な作品が作られているのだな~と、窯炊きの現場を見学できてより感動です。
後日、完成したものを受け取りに再び工房へ。
(遠方の方は、郵送で送ってもらうことも可能です。)
なんと、思っていた以上に良い仕上がり!
光沢があるのは、備前焼ならではなのでしょうか。表面がとても綺麗!
もともと、ソーサーのつもりでは無かったのですが、収まりが良かったのでこれでokです。笑
所々、いびつなのがまた良しですね。自然な焼き色で味わい深い器に仕上がり、大満足です!
マリンスポーツが盛んな上島町ですが、島でしか感じることができない時間を、陶房土土で過ごしてみるのもまたお勧めです。
開催時期 | 不定休 |
開催時間 | 10:00〜16:00 |
開催場所 | 〒794-2505 愛媛県越智郡上島町⼸削明神326-1 |
定員 | 1〜16名 |
参加費(1名様分) | 2,500円〜 |
参加条件および注意事項 | 特になし |
予約⽅法 | 5⽇前までに 宗兵衛窯予約フォーム から 申込期限を過ぎている場合は 電話 でご連絡ください。 |
ホームページ | http://soubeegama.net/ |
お問い合わせ | 090-4494-3346 090-4494-3346 |