今回の体験記はマットとモモが担当します!
今回は毎週木曜日(13:00〜16:00)に開催されている手まり教室に行ってきました!
手まり教室の先生をしている濱先生は手まり作りをされて30年以上とベテラン先生です!
今回行った時は5名の生徒さんと一緒に体験させていただきました。
最年長の生徒さんは今年93歳!スクーターに乗って毎週木曜日に通われているそうです。とてもお元気ですね!
今回の手まり教室は私たち含め、8名で楽しく手まり作りをしました♪
手まりの歴史について少し見てみましょう!
手まりは千年以上の歴史を持つ日本の伝統文化の一つ、全国それぞれの地方独自の作り方、デザインがあります。
まりは、糸や紙、現代では発泡スチロールなどを芯にして、様々な糸を使って、幾何学模様をかがる、ハンドメイドのまりです。
手まりは床について遊んだりと、江戸時代から少女の遊び道具として使われていましたが、現代では、遊び道具として使う人は少なく、美しい伝統工芸品、装飾品として親しまれています。
また、愛媛県では“巳午(みうま)”と呼ばれる仏様のお正月があり、弓削島ではその巳午の日に手まりをお供えをします。
手まりをお供えをする文化は弓削島だけだそうです。
さてミニ手まりキーホルダーを作っていきます!
この日は芯から作っていきました。
芯は大きい手まりだと、ボール状の発泡スチロールを使いますが今回はキーホルダー用のミニ手まりを作るので、ティッシュを数枚丸めたものに糸をぐるぐる巻きつけていきます。ティッシュでも芯が作れるなんてビックリしました!
下地になる糸をもう一度下の糸が見えなくなるまでグルグル巻きます。
綺麗な形ができました!
次に手まりに紙テープを一周巻きつけて手まり芯の円周を測り、余分な紙テープを切ります。
今回は菊の花の模様を作ります。
その時に花びらの大きさ形を均等にするために丁寧に調節していきます。
だんだんと手まりに近づいてきましたね。
所要時間は3時間程でみなさまの場合、菊の柄を縫っていくところから始まります。
芯から作りたい方は予約の際に、あらかじめご連絡してください。
さて、菊の花を作って行きましょう。
これからどんな風になっていくか楽しみですね!
菊の模様の作り方は同じことの繰り返しなので、一度覚えたら割とスムーズにできます。
ここで3時になると一旦手を止めて、コーヒータイムが始まります♪
手まり教室に月謝はなく、コーヒータイムで食べるお菓子を持参することが月謝の代わりになります。
みなさんが持ち寄ったお菓子をコーヒーと一緒にいただきます♪
初めて参加しましたが、みなさんとても優しく話しやすいので緊張せず楽しくお話をさせていただきました。
濱さんが手まりを習い始めた頃は、詳しく作り方を教えてくる人がいなかったそうで、苦労しながら試行錯誤でデザインを学んだそうです。
今ではみなさん助け合いながら和気あいあいと手まり作りに励んでいます!
菊の花もだんだんと形になってきました!
何度も丁寧に教えてもらいながら、片面の菊の花が完成しました!
裏面も全く同じ作業で菊の模様を作っていきます。
菊の花が完成したら同じ工程で金色の糸で仕上げていきます。
少し先生に手直ししてもらったら完成です。
とても可愛い手まりができて大満足です!
決して手に入りにくい材料ではないので、ぜひみなさまも手まり作り体験をしてお家でもチャレンジしてみてください!
100均ショップで売っている刺繍糸を使ってでもできるそうです。
こちらの手まりは、お手本などは一切なく濱さんが自分で考えられた作品です。
熱海の花火大会をイメージして作られました。
この手まりを見るだけで花火大会の迫力が伝わってきますね。
とても綺麗です。
手まり作りはとても難しそうな印象がありましたが、デザインによっては初心者で”不器用”な私でも作ることができました 。とても満足のいく仕上がりです!
皆様もぜひ世界にひとつだけの手まりキーホルダーを作って見てください♪
手まり教室のみなさま本当にありがとうございました!
開催時期 | 毎週木曜日開催 |
開催時間 | 13:00〜(2〜3時間程度) |
開催場所 | 〒794-2505 愛媛県越智郡上島町弓削明神 |
定員 | 5名 |
参加費(1名様分) | 1,000円 |
参加条件および注意事項 | 特になし |
予約⽅法 | 電話・FAXにて受付 |
ホームページ | |
お問い合わせ | 上島町観光戦略課 0897-75-2500 上島町観光戦略課 0897-75-2500 |