瀬戸内かみじまトリップ

レモン懐石づくり体験

今回はサム、マット、モモで体験してきました!

今回は岩城島の“でべそおばちゃんの店”にて、特産品である岩城レモンを使ったレモン懐石づくりを体験させていただきました!

ところで何ででべそおばちゃんという名前なんでしょうか…?

おへそがでべそだから…?

“でべそ”とは岩城の方言で”でしゃばり”という意味だそうです。

印象的で覚えやすい名前ですね。

でべそおばちゃんのメインメンバーは西村さん、西本さん、佐野さん、森本さんの4名で、皆さん個性的でおもしろい方々です♪

島の魅力を発信したいと思っていたでべそおばちゃんの店代表の西村さん始め、お店の方々が島の特産品を使った料理を試行錯誤し色々研究しながら約2年間かけてレモン懐石が完成し、東京で開催された農林水産省が主催の郷土料理コンテストに参加しました。

結果は、アイデアメニュー部門で見事に農林水産省流通局長賞を受賞されました。

これがきっかけでこのレモン懐石を使って島おこしをすることになりました。

 

しかし、当時個人宅での飲食提供は食品衛生法で禁じられていました。

でべそおばちゃん達は数々の講演会を行い、遠いところは沖縄まで行きました。

こういったおばちゃん達の行動が行政に認められ、「えひめ夢提案制度」第1号として認定され、個人宅での開業が許可されました!

平成3年からレモン懐石の開発が始まり、平成5年に初めてレモン懐石作り体験が開始され、開業以来2000人以上と多くの方が訪れています!!

 

そんなパワフルで魅力的なでべそおばちゃん達に教えてもらいながらレモン懐石をつくっていきます♪

 

半分にカットされたレモンを搾ります。

搾ったレモンは器にするためスプーンで中身を整えます。

おばちゃん達に教わりながら次にいりこをを炒めて、しゃりしゃり感を出すために炊いていないひじきを合わせマリネにしていきます

次に、レモンでバスケットをつくっていきます。

 

これは西本さんのアイデアで、西本さんが保育所に通われていた時にみかんをバスケット状にしたアイスクリームの器が出てきて、それを思い出しレモンでもつくってみたそうです!

このバスケットが本当に可愛くてとても絵になります♪

切り方を覚えれば、この中にゼリーをいれたり色々アレンジができますね!

レモンを薄くスライスしていきます!

レモンポークに薄くスライスしたレモンやスライスされた大根や人参、胡瓜を巻いて爪楊枝でさして出来上がり!

先ほどくりぬいたレモンの器にひじきのマリネを入れていきます!

レモンの葉っぱを包丁の背の部分で叩いて香りを出します。

叩き終わった葉っぱは爽やかな良い香りです♪

そのレモンの葉っぱをレモンの器に敷き、お寿司を入れていきます!

なんとこのお寿司は酢を使わずレモン汁の酸味を生かしてつくられています!

お寿司だけにかかわらず、酸味は全てレモン果汁から!

 

おばちゃん達と楽しく作業を進めていきます!

あともう少し!

俵型にしたご飯にレモンの葉っぱを巻いていきます。

おばちゃんのようにすんなりとつくれません…頑張れっ!

さすが!あっという間に綺麗な俵型になりました!

岩城島の地元産養殖鯛(浦安水産)をお刺身にしていきます!

おばちゃんに、失敗してもあんた達が食べるんやから気にしなくて大丈夫!と応援してもらいながらなんとか切れました!Good job!

先ほどくりぬいたレモンのバスケットにエビと枝豆を入れていきます!

あとはみんなでできたものをセットしていき完成です!

「ちーねぇ」とみなさんに親しまれている、佐野さんが丁寧に1つ1つメニューを紹介してくれます。

紹介が終わったあとも楽しくお話しさせて頂きました!

佐野さん、ありがとうございました。

レモン懐石には地元の食材と愛で溢れています。

このレモン懐石にはなんと1膳あたり4個分のレモンが使用されており、レモンは西村さんの自家製無農薬レモンを使用されています。

美味しい料理を食べながらビタミンCもたっぷりとれます!

西村さんのレモンはそのまま皮ごとかじっても大丈夫だそうです!!

写真真ん中部分にある、レモンポークにレモンや野菜を巻いた豚だレモン(とんだレモン)。こちらは中華ダレにつけていただきました。レモンを皮ごとそのままを食べるのは初めてでしたが、すっぱくなく美味しかったです!

鯛のお刺身はレモンの果汁とお醤油を合わせたレモン醤油でいただきました。

爽やかなレモンの風味と鯛がマッチしてとても美味しかったです。

レモン汁の酸味を活かして作られた鯵の酢の物もさっぱりとしていて食べやすかったです。

すべての料理にレモンが使われているのでこれだけの量があってもさっぱりとしていて食べやすかったです♪

 

食後のデザートにはレモンゼリーをいただきました!

ハチミツ漬けにされたレモンを先に食べます。普通のゼリーと比べると少しモチッと弾力があり、程よい甘さでとても美味しかったです!

ゼリーとともに、レモンの葉っぱを入れた紅茶も頂きました。

5〜6月のシーズンになるとレモンの花が咲き、蕾を紅茶の中に入れるとパッと花が開くそうです♪

ぜひレモンの花がさくシーズンにも行ってみたいですね!

 

一緒にいると自然とみんなが笑顔になれる、明るくて元気いっぱいのでべそおばちゃんたちと楽しい時間を過ごせました!

心もお腹もいっぱいです♪

本当にありがとうございました。

 

注意点!

みなさま船の時間だけは必ずチェックして行ってくださいね。

万が一、船便を逃した方は是非岩城での散策を楽しんでください♪

時間に余裕がある方は、ぜひ岩城・西部の防波堤に描かれているアートと一緒に写真を撮ってみるのもおすすめです♪

 

体験施設情報

   

岩城島 でべそおばちゃんの店 島で食べる 島で学ぶ 島でつくる

開催時期 10月~6月(夏のレモンの無い時期以外)
開催時間 半日
開催場所 〒794-2410
愛媛県越智郡上島町岩城3057番地
定員 4〜40名
参加費(1名様分) 2,200円〜3,300円/人
参加条件および注意事項 4名以上から。キャンセルは前日までにご連絡ください。
雨天決行。お食事のみも可(完全予約制。4名様以上で5日前までに要予約)
予約⽅法 5日前までに  電話  にて受付
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